くれたけ心理相談室福岡支部の平山幸聖と申します。数あるサイトの中からアクセスしていただき、ありがとうございます。

今回の「きょうのひとこと」はこれ。

人間は決して他の人間に理解されることはないのだ(山本周五郎・作家)

たしかにそうなんでしょうけど「それを言っちゃおしまいだよ」とも言いたくなります。

みなさんは、誰かに相談したり話をするとき、「どうせ私のことなんてわかってくれない」と思ったこと、一度や二度あるのではないでしょうか。山本周五郎の言葉にあてはめて考えると、そのとおりかもしれません。

しかし、逆に「ああ、何だかわかってもらえた」「スッキリした」「相談してよかった」と思ったこともあるのではないでしょうか。それはどういうときでしょう?

たとえば、話をひたすら聴いてもらえた、何も言わずにそばにいてくれた…決して同情するわけでもなく、解決策を示されたわけでもなく、こういうときなのではないでしょうか。

私は、山本周五郎とは逆に、河合隼雄先生(臨床心理士・元文化庁長官)のこの言葉を大切にして、カウンセリングに臨みます。

わからないから聴くのです。わかりたくて。(河合隼雄著『人の心はどこまでわかるか』講談社+α新書)

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カウンセラーとて、クライエント様のこころを全てわかるとは限らないのです。だからこそ、クライエント様の話をじっくり聴き、少しでも寄り添う。私は山本周五郎とは逆のスタンスでありたい。そう思っています。

今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
それでは、また明日。